航空大学校入学試験対策講習会

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 当アカデミーでは、独立行政法人・航空大学校の第2次試験、第3次試験対策の講習会を、毎年開催しております。第2次試験・第3次試験に対する誤解を取り除き、正確な最新情報や試験当日の流れを受験経験者や現役航空大学校の生徒を囲んで解説していきます。
 なお、第2次試験80%、第3次試験95%の合格率を維持しております。

メニュー
 ▼第2次試験対策講習会について
  ├1.講習会の流れ
  ├2.健康診断について
  └3.講習会の雰囲気

 ▼第3次試験対策講習会について
  ├1.操縦適性検査対策
  ├2.面接について
  └3.集団討論

第2次試験対策講習会について



平成17年度航空大学校試験情報
一次試験(受験者618名 合格者317名)
二次試験(受験者309名 合格者 86名)
三次試験(受験者 84名 合格者 54名)

 数字からも分かるように、第2次試験の合格率の低さが目に付きます。特に上記した、この平成17年度は身体検査・心理検査対策不足と言っても過言ではありません。(残念ながら不合格になった受験生の中には、ちょっとした対策で合格できた方がたくさんいたと言われています)
 現役のパイロット達が毎年行われる航空身体検査に向けて対策しているように、ほぼ同じ内容の検査を課せられる受験生も対策する必要があります。

 今年からの身体検査の変更基準と注意点を報告します。現在も、より最新の情報を集めている最中です。もし早めの対策が必要なものがありましたら、当アカデミーの講習会を待つまでも無く、電話にて随時連絡していこうと思っておりますので、受講を希望の方は早めにご連絡ください。

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講習会の流れ

 講習会当日の流れとしましては、まず簡易健康診断を行う予定です。その後、第2次試験で行われる平衡感覚検査と全く同じ内容のものを、実際にやってみます。これには「コツ」があり、そのような事も含め解説していく予定です。その後は、各心理検査の意味や目的の詳細を確認し、模擬検査をします。 それから、去年第2次試験を受けた人との質疑応答を含め、大まかな当日の流れを説明し、眼科検査やインピーダンス検査などの個別の検査も詳しく解説します。また、今現在の航空大学校の様子や卒業生の就職状況も織り交ぜながら、国際線パイロットへの心構えや体調管理などのお話もしたいと思っております。

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健康診断について

 当講習会で行われる簡易健康診断とは、消化器系内科に勤務なさっている看護士さんに来て頂いて、尿検査、血圧測定、体脂肪測定、問診を行います。この健康診断の主な目的は、最近第2次試験不合格の大きな原因の一つである「白衣高血圧」に向けての対策の為です。
 また、この看護士さんが実際に活躍してくれるのは、第2次試験で再検査になってしまった場合、その方を中心として個別に相談に乗り、対策致します。毎年、血液検査で再検査になった学生が、当講習会の看護士さんに相談して指示に従い、再検査に合格しております。

講習会の雰囲気

 参加者の皆様が気軽に質疑応答ができるよう、机を囲んでの講習会形式を取っております。当日の参加者の人数にもよりますが、予備校や学校のように、教壇に上がり、黒板を使っての解説はほどんどありません。

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第3次試験対策講習会について

操縦適正検査対策

 当講習会の第一の目的は、飛行機の操縦に慣れてもらう事です。飛行機の動きは自動車などと違い、上下の動きが加わりますので3次元の動きとなります。生まれて初めて操縦桿を握る受験生にとっては難しく感じる方が多いと思います。どのように操舵すると、飛行機の機体や計器が、どのような動きをするのかシミュレーターであらかじめ知っておく事は、受験生にとって大変有利な事です。
 航空大学校第3次試験では、操縦が上手い、下手を見るのではなく、第一に、落ち着いて操縦できるかを見ていると言われています。むしろ、上手くいかないことの方か当たり前なのです。その状況下、落ち着いて対処できるか?パニックにならずに修正できるか?などを見ています。もちろん当アカデミーでは、修正の仕方、操縦のコツ等も詳しく解説したいと思っております。
 そのような事を踏まえ、現役航大生や去年受験した生徒を講師として招き、受験当日の雰囲気や流れも詳しく解説していきます。
(画像はYS-11型機シミュレーターを用いた操縦適性検査対策の様子)

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面接について

 近年、航空大学校では面接を重視しています。その為、面接で上手くいかずに不合格になってしまう人が最近増えている模様です。
 去年受験して合格した人から、面接の雰囲気、面接官の質問の内容などをあらかじめ聞いておいて、しっかりと対策して臨んでもらおうと思っております。その為、当アカデミーでは、生徒一人ひとりが納得のいく解説ができるよう心掛けております。また、面接カードの記入方法、個別の面接対策、講習会後のメールや電話での質疑応答、試験当日の現地でのサポート等々、全面的なサポート体制を整えております。

集団討論

 航空大学校の集団討論は、4〜5人を1グループとし、全員が一度はリーダーを努めなければならない特殊形式のものです。お題も複雑な物が年々多くなってきており、しっかりとした対策、準備が必要です。
 当アカデミーでは、昨年に出題された「お題」を使って、本番と全く同じ形式で受験生同士で練習を行います。面接官としてスタッフが採点をし、集団討論後に個別にアドバイスをしております

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